【レース】第23回日本トライアスロン選手権(2017/東京・台場)蔵本・外山両選手レース結果

10月15日、東京都・お台場海浜公園周辺で開催されました「第23回日本トライアスロン選手権(2017/東京・台場)」に、
東京ヴェルディトライアスロンチームより蔵本葵選手、外山高広選手が出場いたしました。
蔵本選手はバイク終了時まで第2集団でレースを進めましたが、
2週間前のW杯威海大会に出場した際に痛めた足底の故障の悪化の為、バイク終了時にリタイアを選択しました。
外山選手はバイク最終周回において、LAP回収となりランに進むことができませんでした。

なお、セッションから参加した女子の江田佳子選手は日本選手権初出場ながら29位と健闘しました。
また、男子の草間大雅選手、高根大輝選手はそれぞれLAP回収となり、外山選手同様ランまで駒を進めることはできませんでした。

国内ビッグレース最終戦であるこのレースの結果から、本年のNTTジャパンカップランキングが確定し、
外山選手30位、蔵本選手7位でのシーズン終了となりました。
(NTTジャパンカップランキング詳細はコチラ→http://www.jtu.or.jp/ranking/2017/japan/index.html)

蔵本選手は足底の故障が長引いているため、
次レース(W杯宮崎大会)はキャンセルし、次年度に向け本格的に治療を行う予定です。

外山選手はスイムで出遅れた焦りから細かいミスを重ね、
更にコースを間違えた為に集団を一つ落としてレースを進める展開となってしまいました。
結果バイクでは積極的に集団を引っ張り健闘したものの、最終周回ギリギリのところでカットとなりました。

蔵本、外山両選手とも昨年より自力は向上しており、事実単体の種目測定ではベストを出していながら、
国内最終戦で結果を出すことができず、年間を通して体調を維持することの難しさと自力向上を結果に結びつけることができなかった悔しさを痛感しております。
選手はレース後より既に次年度、次レースに向かっての行動を開始しております。
それぞれより高い位置を目指して活動していく所存ですので引き続き、暖かいご支援、ご声援をお願いします。

◆蔵本選手コメント
「日本選手権で悪天候の中での応援をありがとうございました。
レースはランでリタイアという結果になりました。
スイムは第1集団が5名に絞られ、ここについて行くことができず、45秒後に第2集団の先頭であがりました。
バイクに移ってから前を追いましたが、差が徐々に広がっていきました。最終的には2分差が開き、18名の5位集団でバイクを終えました。
ランでは2週間前のW杯威海大会で痛めた足が完治せず、足を着くことも痛かったのでリタイアを決めました。
一年に一度の日本選手権で調子を合わせることができなかったことがとても悔しいです。
日本選手権は毎年沢山の方が沿道で応援をしてくれる大会です。ランでは苦しいけど嬉しい、楽しい、気持ち良いという不思議な感覚になります。来年こそは皆さんの前で力強い走りができるようにリベンジをしたいです!
ここ数回は悔しいレースが続いていますが、その分学ぶことが多かった数ヶ月だと思います。
悔しい時こそ守りに入らず、攻めの姿勢を忘れずに、自分の信じた練習、レースをしていきたいと思います。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」

◆外山選手コメント
toyama_pro14「日本選手権では、雨で足元も悪く、また大変寒い中応援本当にありがとうございました。
自身12回目の参加の日本選手権の結果は、バイクでLAPされて終了してしまい悔しくて、情けなくてレース直後はしばらく現実を受け止められませんでした。今までで、1番良いコンディションで挑んだ日本選手権で、自信もあったのにこのような結果になってしまい、応援してくださった皆様に申し訳ない気持ちでいます。
今は「お台場の悔しさはお台場でしか晴らせない」という気持ちで来年に向けて練習を開始しています。
この悔しさを絶対に忘れず、今年よりも更に強い身体、強い気持ちになって来年の日本選手権に挑みたいと思うので、また応援よろしくお願いいたします。」

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第23回日本トライアスロン選手権(2017/東京・台場) 結果

大会名:第23回日本トライアスロン選手権(2017/東京・台場)
開催日:2017年10月15日(日)
※エリート女子スタート:08:25
※エリート男子スタート:11:00
開催地:東京都お台場海浜公園周辺
距離:スイム1,500m(2周回)、バイク40km(8周回)、ラン10km(4周回)
*水温20.2度 気温(女子スタート時)19.5度、(男子スタート時)17.1度
*スタンダードディスタンス
*国際トライアスロン連合(ITU)公認

<エリート女子上位3名と東京ヴェルディ選手結果>
1位:佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ/山梨) 01:59:58
2位:高橋侑子(富士通/東京) 02:00:10
3位:瀬賀楓佳(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)2:00:35
29位:江田佳子(東京都トライアスロン連合)2:14:24 *東京ヴェルディトライアスロンセッション選手
DNF:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)
※DNF=途中棄権

<エリート男子上位3名と東京ヴェルディ選手結果>
1位:田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本、流通経済大学職員/茨城)01:51:34
2位:細田雄一(博慈会/東京)01:51:51
3位:小田倉真(三井住友海上/東京)01:51:57
LAP:外山高広(東京ヴェルディ/東京)
LAP:高根大輝(日本大学/学連)*東京ヴェルディトライアスロンセッション選手
LAP:草間大雅(慶応義塾大学/学連)*東京ヴェルディトライアスロンセッション選手
※LAP=周回遅れによる途中棄権

結果の詳細は、日本トライアスロン連合HPをご覧ください。
http://www.jtu.or.jp/results/2017/1015_nationalchampionships_result.pdf

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