8月12日、メキシコ・ユカタンで開催されました「ITUトライアスロンワールドカップ(2017/ユカタン)」に、
東京ヴェルディトライアスロンチームより蔵本葵選手が出場し13位となりましたのでお知らせいたします。
この結果から蔵本選手はITUポイントを獲得しましたが、獲得得点が低く、現状のITU通算ポイントを書き換えることはできませんでした。
蔵本選手は、今週末のワールドトライアスロンシリーズストックホルム大会に出場いたします。
引き続き蔵本選手へのご声援をよろしくお願いいたします。
◆蔵本選手コメント
「ユカタンW杯は13位でした。2週続いて沢山の応援をありがとうございます。
モントリオールWTSを終えて、この1週間でスイムの修正に重点をおいて練習をしてきました。感覚は良くなっていましたが、ビーチスタートで少し出遅れてしまいました。
波が高いのは得意な方なので、後半取り返そうと思いましたが2秒の差で第1集団を逃してしまいました。
バイクは一時先頭集団と25秒まで縮まりましたが、後半に差が開き約1分差でランスタートしました。
ランは夕方でも蒸し暑く、暑さが得意な自分にとっては絶好のチャンスでした。しかし1周目から苦しく2周目はお腹が気持ち悪くなり、たった5kmでもとても長く感じました。最後の100mで前の選手を抜き、12位を走る選手も抜けそうでしたがあと3秒届かず、13位でのフィニッシュとなりました。
次は8/26のストックホルムWTSです。日本に帰り福島で短期合宿を行って今よりパワーアップして臨みたいと思います。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
蔵本はスイムを先頭から30秒弱ダラダラと続く集団の中程で上がる。
バイクに入ると1周目終了時でで9名からなる第1集団と12名の第2集団に分離し、蔵本は第2集団に位置する。
蔵本は集団で前方に位置し、積極的に前を走るが第1と第2は徐々に離れバイク終了時には1分程の差となる。
ランは蔵本得意の高温多湿という条件が予想されたが、女子はその条件が過ぎた為にレース2日前にスタート時間が16:30から18:15へ変更となり、当日は耐えられる程度となった。
蔵本は序盤同じ集団の中位で走り、終盤で周囲よりスピードが上がったが、13位で終えた。
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ITUトライアスロンワールドカップ(2017/ユカタン)結果
開催日:2017年8月12日(土)
女子スタート:16:00(日本時間同日6:00)
距離:スイム750m(1周回)、バイク20km(4周回)、ラン5km(2周回)
*スプリントディスタンス
*国際トライアスロン連合(ITU)公認
*水温29.0度、気温30.0度
<エリート女子上位3名と日本人結果>
1位:サマー・クック(アメリカ)01:00:17
2位:リンジー・ジェルドネック(アメリカ)01:00:43
3位:リサ・ペルタラー(オーストリア)01:00:47
13位:蔵本葵 (東京ヴェルディ/東京)01:02:27
16位:松田友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター/千葉)01:02:52
http://www.triathlon.org/results/result/2017_merida_itu_triathlon_world_cup/309401