ITUトライアスロンワールドカップ(2018/ムールラバ)で蔵本選手が24位

3月10日(日)、オーストラリア・ム-ルラバで開催されました「ITUトライアスロンワールドカップ(2018/ムールラバ)」に、東京ヴェルディトライアスロンチームより蔵本葵選手が出場し、24位となりましたことをご報告いたします。

 

◆蔵本選手コメント
「ムールラバW杯は24位でフィニッシュしました。沢山の応援をありがとうございました。 ケガからの約半年振りのレースは緊張もありつつ、また今シーズンが始まると思うとワクワクしました。
スイムは去年に比べて練習での量も質も上がっていたのでレースにその成果が出たと思います。
バイクとランはレースの速さに対応できず集団を逃してしまいました。冬場の練習状況がレースに反映したと思います。
バイクとランはまだ準備過程でこれからよりスピード強化したいと考えていたので、気を引き締めて練習に取り組みたいと思います。
久しぶりのレースは色んな事を想定していましたが、ビックリするくらいあっという間に終わってしまいました。
次は3/25のニュープリマスW杯です。ニュージーランドに移動して合宿を行います。
この2週間をより充実した合宿にして、次こそは納得のいくレースをしたいと思います。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」

◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)

蔵本はスイムを先頭グループと15秒程度、10位前後で終える。
W-CUPとしてはまずまずの位置だ。
しかし、スイムからバイクに移るトランジットとバイクスタート後、故障箇所に若干の痛みを感じたために全力で飛び出すことを躊躇してしまう。
ここで集団を乗り過ごし、直後も後続から来た日本人選手を含む第3集団にも乗り遅れてしまう。
バイクスタートを想定したスピードトレーニングがまだ出来ていないことも後退の原因だと思われる。
この後第4集団でレースを進める。
ランでは序盤足の違和感からかスピードに乗れなかったが、後半徐々に本来の走りとなり、数人を抜き返してフィニッシュとなった。
故障後の初レースだったが、実戦的なトレーニングが不足している部分がそのまま結果となって現れた。
これは想定内だったが、それでも通用するのでは?と言う淡い期待もあった。やはり現実は甘くなかった。
次はW-CUPニュープリマス・ニュージーランド。現地で上田選手らと合宿を行ってレースに臨む。
次レースでも結果を狙いながら本格的なシーズンに向けた課題を洗い出していきたい。

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ITUトライアスロンワールドカップ(2018/ムールラバ) 結果

開催日:2018年3月10日(土)
女子スタート13:00
開催地:オーストラリア・ムールラバ
競技距離:スイム750m(1周回)、バイク20km(4周回)、ラン5km(3周回)
*スプリントディスタンス(25.75km)

<女子上位3名と日本選手結果>
1位:Emma Jeffcoat(オーストラリア)00:59:35
2位:Kirsten Kasper(アメリカ)00:59:51
3位:Angelica Olmo(イタリア)01:00:00
11位:久保埜南(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)01:01:20
17位:福岡啓(神奈川県トライアスロン連合)01:02:18
24位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)01:05:07
DNF:松田友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター/千葉)

 

 

 

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