9/21(土)にウエイハイ/中国にて開催されました「ITUトライアスロンワールドカップ(2019/威海市)」の女子に蔵本葵選手が出場し15位となりました。
この結果から蔵本選手はワールドランキングポイント及びオリンピッククオリフィケーションを獲得することが出来ました。
引き続き、ご声援、ご支援の程よろしくお願いします。
「ウエハイW杯は15位でした。
スイムは台風の影響で波が高く、遠浅でした。波が高いのは得意ですが足や腰を引っ張られるバトルに巻きこまれ、無駄に力を使ってしまいました。
バイクはアップダウンのあるコースで、周回ごとに脚が削られていきました。中盤までは前の第2集団と60秒差でしたが、後半徐々に詰めていき30秒差でランスタートとなりました。
ランの走り始めは22位を走っていましたが、後半でペースを落とさないように意識して走り、15位まで順位を上げてフィニッシュしました。
今回は夏場の合宿で自分の力がどれ程上がっているか楽しみでした。
バイクの走力はアップしていましたが、まだ瞬発的な力は足りないなと痛感しました。
ランは前半の入りが慎重にいきすぎたので、次回はペース配分を考えたいと思います。
次は10/6の日本選手権になります。
一昨年はレース前からの怪我で途中リタイア。(去年はアメリカのW杯出場の為、欠場。)
3年前は落車で順位を落としてしまったので、今年こそは力強いレースをしたいと思います。
当日はお台場にて応援してくださると嬉しいです!
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」
◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
蔵本はスイムをほぼ一つとなった先頭大集団の10位前後で終える。
バイクは1周目で先頭は3名、第2集団は9名、第3集団は13名に分かれる。
蔵本は第2集団に位置する。
蔵本は集団の中で順調そうに見えたが、2周目後半の下りヘアピンでミス、集団から脱落し、
その後は第3集団に吸収される。
レースは先頭が周回毎に後方を引き離す展開になる。
第2は一時第3を1分以上引き離すが、終盤差が詰まりバイクフィニッシュでは30秒程度の差となってランに移る。
ラン前半で蔵本は第3集団の後方22位に位置するが、周回毎にペースを上げ、
最終15位まで順位を上げる。
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ITUトライアスロンワールドカップ(2019/威海市)女子結果
開催日:2019年9月21日(土)
開催地:中国・威海市
競技距離:スイム1500m(750m×2周)バイク40.2km(6.67km×6周)ラン10km(2.5km×4周)
<エリート女子上位3名と日本人結果>
1位:Julie Derron(スイス)02:08:03
2位:Miriam Casillas Garcia(スペイン)02:09:48
3位:Verena Steinhauser(イタリア)02:10:11
7位:福岡啓(横浜こどもスポーツ基金/福井)02:12:14
8位:岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター/福井)02:12:32
15位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)02:13:39
24位:佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ/山梨)02:17:29
25位:上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター/千葉)02:22:53
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