NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2019/スービックベイ) で蔵本選手が2位

4/28フィリピン・スービックベイにて開催された「NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2019/スービックベイ) 」において蔵本葵選手が2位になりましたことを報告致します。
この結果から蔵本選手はワールドランキングポイントを獲得し、ランキングをあげることができました。
蔵本選手はこの後ゴールデンウイークは自クラブ主催のバイク乗り込みイベントを中心にトレーニングを進め、
5/7~10で他所属選手と強度の高い合宿を行い、5/18のワールドカップ・カリアリ/イタリアに備えます。
引き続き、ご声援、ご支援の程よろしくお願いします。

◆蔵本選手コメント

「スービックA杯は2位でした。今回も沢山の応援をありがとうございました。
久しぶりの表彰台で嬉しいですが、やはり真ん中に立ちたかったという気持ちの方が強いです。
レースはスイムを第2集団で終えて前の集団を追う展開になりました。
バイクの中盤で一時は70秒近く開いた差が、ラスト7kmくらいからペースが上がりフィニッシュ時には10秒差になりました。
ランは前を走る選手をパスしていき、出だしは快調でした。
1位の選手と前半に離された25秒差が最後まで埋まらず、最終的には少し詰めましたが、2位のままゴールとなりました。
自分が数秒差を詰めると1位の選手もペースを上げて、なかなか差が縮まらない悔しいレースでした。
しかし久しぶりに表彰台に立ち、そしてポイントも獲得できたので、今後に向かって良いレースができました。
私の初めて本格的な国際大会出場である2004年(高校一年)のアジア選手権(ジュニア代表)以来のスービックベイでした。
私はこのレースがきっかけでトライアスロンの魅力にはまっていったので、とても思い入れのある土地でした。
今回15年ぶりにこの土地でレースを行い、また初心を忘れずにコツコツと頑張っていこうと強く思いました。
次は5/18のイタリアのカリアリW杯です。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」

◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)

暑い時間帯を避けるため、スタート時間は5:40と異例の早さだった。
蔵本はスイムを先頭集団の3名から15秒程遅れてバイクパートに移る。
バイクでは逃げる3名に対して蔵本の入る7名が追う展開となる。
トランジションで重なるタイム差と集団の人数差から、
直ぐに第2は先頭に追いつくかと思われたが、差は中盤で1分以上に開く。
バイクパート終盤で一気に差は詰まり、ランへは10秒差で入る。
ランに移ると序盤で先頭集団の3名は直ぐに第2集団に捕まる。
この中からラン1集回目で中国のMengying Zhongが飛び出す。
それを蔵本が25秒差で追う。
周回を重ねる中でこの差は微妙に収縮するが、大きく変化がないお互い我慢比べの戦いとなった。
結局最後まで差は変わらず蔵本は24秒差の2位でフィニッシュした。

 

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NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2019/スービックベイ) 結果
2019 Subic Bay NTT ASTC Triathlon Asian Cup
開催日:2019年4月28日(日)
開催地:フィリピン・スービックベイ
競技距離: スイム1,500m(750m×2周)、バイク40km(13.3km×3周)、ラン10km(2.5km×4周)
*水温27度、気温26.9度
<エリート女子上位3名と日本人選手の結果>
1位:Mengying Zhong(中国)02:04:17
2位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)02:04:41
3位:加藤友里恵(千葉県トライアスロン連合) 02:05:32
6位:加後美咲(奈良教育大学・AS京都) 02:06:34
8位:西麻依子(東京都トライアスロン連合) 02:07:15
DNF:武友綾巳(ボーマレーシング・トラソール/福岡)
*結果詳細(全27名)
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