11月30日(土)中国・汕頭市で開催されました「ASTCトライアスロンアジアカップ(2019/汕頭市)」の女子に蔵本葵選手が出場し、2位となりました。
【トライアスロン】アジアカップ汕頭市-男子は日本勢が表彰台を独占…女子は蔵本選手が2位、この結果から蔵本はワールドランキングポイントを獲得しています。
これで蔵本選手の2019シーズンのレースは全て終了しました。
この後はしばらくトレーニングに専念し、来年2月中旬より始まるワールドカップから2020シーズンレース活動を開始する予定です。
チームは12月末に江田選手、石関選手がそれぞれ認定記録会、強化記録会に挑みます。
年末まで気を緩められない状況ですが、引き続きご声援のほど宜しくお願いします。
「汕頭アジアカップは2位でした。今回も沢山の応援をありがとうございました。
レースは予想していたとおりラン勝負の展開になり、結果的にランタイムはベストラップで走ることができました。
しかし10kmの中で自分の力を出し切るにはどうしたら良いかを走りながら考え過ぎてしまったと思います。
前半は楽に走り過ぎて後半スピードアップしたいと思った時には身体が動きませんでした。
前半から調子が良かったのでもっと身体の声を聞いて突っ走るべきだったと反省しています。
トライアスロンのレースに出て100レース以上の経験を重ねていますが、まだまだやることは沢山あるし、やってみたいことが沢山あると実感しました。
これにて今シーズンは終了しました。
久しぶりの表彰台に立てたことは素直に嬉しいです!
来シーズンに向けて嬉しさ半分、悔しさ半分で、良いモチベーションでオフシーズンを過ごすことができます。
今年も沢山の応援とサポートをありがとうございました。
来シーズンは勝負の年となります。
全力で頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。」
◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
スイムは20.1度でウエット無しのビーチスタートだった。
中国選手の参加が多いのでスイムから早い展開になると予想し、必死についていく。
第1ブイからバトルが激しく、後退する場面が何度かある。2周目もペースが落ちることなく、ハイペースのままスイムを終えた。
バイクは海沿いの平坦なコースだった。走り始めてすぐに14人の大集団になった。
日本人選手で何度もペースアップを試みているが集団が分裂することはなかった。そのままの集団でバイクを終える。
ランはアップダウンがあり、走りごたえのあるコースだった。
7名の選手で3kmほど走るが4km過ぎてから5名に絞られる。
5.5km過ぎた上り坂で蔵本と優勝した韓国選手の2人でスピードを上げる。他の選手はついてこない。
2人で逃げの意思疎通を固める。
それからは2名でのサイドバイサイドの走りだったが、7.5kmで韓国の選手が更にスピードを上げたことに対応できず離れてしまう。
蔵本は下りで挽回しようと必死に追うがとどかず2位でフィニッシュした。
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ASTCトライアスロンアジアカップ(2019/汕頭市)
距離:スイム1500m(750m×2周)、バイク39.6km(6.6km×6周)、ラン10km(2.5km×4周)
<エリート女子上位3名と日本人結果>
1位:Yun-JungJang(韓国)01:59:51
2位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)02:00:16
3位:Yi Zhang(中国)02:00:36
5位:加藤友里恵(佐藤興業/千葉)02:01:50
8位:酒井美有(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)02:02:15
11位:久保埜南(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)02:02:50
12位:瀬賀楓佳(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)02:03:17
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