2月21日(金)タイ・ラヨーンにて開催された「NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2020/ラヨーン)」に蔵本葵選手が出場し、得意とする暑さの中で優勝することができました。
この結果から蔵本選手はITUワールドランキングポイントを獲得しています。
蔵本選手はこの後3/14W-CUPムルラバ、3/28W-CUPニュープリマスとW-CUP2連戦に臨みます。
引き続きご声援の程よろしくお願いします。
「ラヨーンA杯は優勝することができました。
応援、サポートをありがとうございました!
スイムはスタート直前に波の影響でワンウェイに変更になりました。
波が強い方が得意なので、変更になるほど波が強いと思うとチャンスだと思いました。後半に先頭を泳ぐ選手に追い付き、スイムを終えました。
バイクは4人の集団で第2集団を引き離していきました。風が強く終始苦しかったです。
ランスタートしてすぐに4位となり先頭とは10秒ほど離れていました。4周回で1周ごとに選手を抜いていき、4周目に入るところでトップに立ちました。
脇腹も痛く、自分の理想とするフォームとはかけ離れていましたが、がむしゃらに走りました。
フィニッシュテープを切って、やっと喜びを実感しました。
どんなレースでも優勝は嬉しいものです。
2017年以来の優勝だったので嬉しい気持ちもありますが、ここから今シーズンがスタートしたと思うと気が引き締まります。
これから更にレベルアップしていけるように頑張ります。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」
◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
スイムは遠浅のビーチスタートから沖に向かい単純に折り返すコース。
スタート直前に沖のブイが3個から1個に減り、またブイを回る方向が変更となる。
蔵本はスイムを10人強の集団のほぼ先頭、3番手で上がる。
バイクコースは海岸線のフラットな道を折り返す5kmを4周回。
蔵本は1周回、トランジットに戻ったところで中山彩理香選手らと4人の先頭集団を形成する。後続は7名で30秒程度の差。
バイクはこのまま進みランスタートでは先頭集団と後続の差は1分に広がる。
ラン前半では中山(彩)選手、Legault/カナダが先行する。
蔵本は3km過ぎで先頭に立つと徐々に後続を引き離し、2017年台北以来のアジアカップでの優勝となった。
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大会名:NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2020/ラヨーン)
開催日:2020年2月21日(金)
開催地:タイ・ラヨーン
距離:スイム750m(1周)、バイク20km(4周)、ラン5km(4周)
<エリート女子上位3名と日本人結果>
1位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)00:59:27
2位:中山彩理香(日本大学・アリーディ)00:59:36
3位:Emy Legault(カナダ)00:59:51
7位:中山菜々美(立命館大学・AS京都)01:01:20
8位:宮崎集(筑波大学・アリーディ)01:01:38
9位:加藤友里恵(佐藤興業/千葉)01:02:32
(全27名出場)
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