2003年夏、「東京ヴェルディ1969」は「総合型スポーツクラブ」として、様々なスポーツの振興を図るため、新たに「東京ヴェルディトライアスロンセッション」を発足させました。
以前より、ヴェルディのホームタウンである稲城市を活動拠点とするトライアスロンクラブがスクール(セッション)等、積極的な活動を行っていました。この度、そのメンバーを中心に、バレーボールチームに引き続き、第三のスポーツとして、東京ヴェルディトライアスロンセッションの活動をスタートさせることになったのです。 トライアスロンとは、20年ほど前に始まった比較的新しいスポーツであり、スイム(水泳)・バイク(自転車)・ラン(マラソン)からなる複合競技です。競技人口としては、国内で約20万人以上の愛好者がいて、2000年のシドニーからオリンピック競技の正式種目となりました。トライアスロンと言うと、鉄人レース(アイアンマンレース – SWIM 3.8K・BIKE 180K・RUN 42K)というイメージが強いのですが、オリンピック種目(SWIM 1.5K・BIKE 40K・RUN 10K)に代表されるように、最近では様々な距離で行われていて、誰もが参加できるような身近なスポーツとしても年々人気を得てきています。 東京ヴェルディトライアスロンセッションは、大きく二つのカテゴリーに分かれます。 TOPチームは、「東京ヴェルディトライアスロンチーム」として、国内メジャー大会及び世界大会へ参戦し、日本代表としてオリンピック出場を目指すべく、強化を図っていきます。 トライアスロンは、人と競い合うばかりでなく、自分自身との戦いという側面が多々あります。完走した者が全て勝利者として讃えられるのです。 このように、Jリーグの理念である地域密着の総合スポーツクラブの構築を目指し、スクールや地域活動等を通じて、より良いスポーツの環境づくりを進めていきます。 2003年盛夏 |