4月8日、オーストラリア・ゴールドコーストで開催されました「ITUワールドトライアスロンシリーズ(2017/ゴールドコースト)」
に東京ヴェルディトライアスロンチームより蔵本葵選手が出場し、37位となりましたのでお知らせいたします。
順位は37位でしたが先頭から総合タイムで8%以上遅れた為、ITUポイントを獲得することはできませんでした。引き続き蔵本選手へのご声援をよろしくお願いいたします。
◆蔵本選手コメント
「ゴールドコーストWTSは37位でした。
スイムは激しいバトルがありながらも良い位置で上がることができました。
バイクではハイスピードな展開で終始苦しかったです。縦長になった集団の後ろに位置していたため、
集団内の落車を避けられず、それが集団から離れる決定打となってしまいました。
ランは1週間前のレース(標高2100m)の成果が出るかと思いましたが、粘ることができませんでした。
1週間前に良い感覚を持っていたので、今回のレースの内容は悔しさでいっぱいです。
移動や時差調整で体調を整える難しさや、連戦を戦い抜く体力をより強化していく必要があると思いました。
次は5/13の横浜WTSです。地元開催でのWTSで、力強い走りができるように頑張ります。応援をよろしくお願いいたします!」◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
蔵本はスイムを第2集団の前方20位前後と絶好の位置で上がる。
レースはバイク1周目で集団が形成され、それぞれ20名前後の第1集団と第2集団が10数秒程度の差で進行する。
蔵本は第2集団に位置する。2周目のUターンで第2集団の後方で落車が起こり、
この後方にいた蔵本はこれを回避する間に集団から脱落してしまう。
蔵本はそのまま後方にいた選手とグループを形成して残りの周回を進めるが、
第2集団は第1集団に追いつき更にスピードアップしたため、他の選手とともにあっという間に大きく離されてしまう。
ランでも伸びはみられずどうにか37位でレースを終えた。このレースでシーズン序盤の連戦は終了し、
次はWTS橫浜大会となります。
しばらくレース間が空きますので合宿等を入れながら、
序盤で浮き彫りになった課題を克服すべく集中的にトレーニングを行いたいと思います。
引き続きご声援の程よろしくお願いします。
ITUワールドトライアスロンシリーズ(2017/ゴールドコースト)結果
大会名:ITUワールドトライアスロンシリーズ(2017/ゴールドコースト)
開催日:2017年4月8日(土)
女子スタート:14:06(日本時間13:06)
開催地:オーストラリア・ゴールドコースト
距離:スイム750m(1周回)、バイク20km(4周回)、ラン5km(2周回)
*スプリントディスタンス
<エリート女子上位3名と日本選手結果>
1位:アンドレア・ヒューイット(ニュージーランド) 00:58:03
2位:アシュリー・ジェントル(オーストラリア) 00:58:07
3位:井出樹里(スポーツクラブNAS/神奈川) 00:58:12
8位:上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター/千葉) 00:58:31
18位:松田友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター/千葉) 00:58:54
21位:高橋侑子(富士通/東京) 00:59:17
31位:佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ/山梨) 01:01:50
35位:高橋世奈(日本食研/愛媛) 01:02:58
37位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)01:03:25