【レース】ITUワールドトライアスロンシリーズ(WTS)・ストックホルム大会で蔵本選手が21位

8月26日、スウェーデン・ストックホルムで開催されました「ITUワールドトライアスロンシリーズ(2017/ストックホルム)」に、
東京ヴェルディトライアスロンチームより蔵本葵選手が出場し、21位となりましたのでご報告いたします。
しかし、先頭とタイム差が開いたため(8%以上)ITUポイントおよびワールドシリーズポイントを獲得することはできませんでした。
次レースは9月16日、「世界選手権/ITUワールドトライアスロンシリーズグランドファイナル(2017/ロッテルダム)」となります。
引き続きご声援の程よろしくお願い申し上げます。

◆蔵本選手コメント
「ストックホルムWTSは21位でした。
4年前に初めてWTSに出場したのがストックホルムでした。ストックホルムは毎年、熱を出したり落車したり、何かしらのハプニングがあって特に思い入れのある場所です。今年は前日に熱を出すこともなく順調に当日の朝を迎えました。
モントリオールWTSでのスイムの出遅れが不安でしたが、今回は集団の中盤で上ることができました。
バイクも前半は良い位置で走っていましたが、後ろからきたアシュリー(AUS)率いる集団に吸収されてからスピードが上がり、集団内の中切れに自分も付いていけず切れてしまいました。そこからは3人でバイクをフィニッシュしました。
ランは石畳のバイク&ランコースで膝がガクガクになってしまい、気持ちは急いでるけど身体が付いていけてない、焦りのある感覚になってしまいました。1つクリアすると1つ、2つと課題が見つかりなかなか満足いくレースができてないので悔しいです。
WTSグランドファイナルまでの残された時間で最大限できることをやっていこうと思います。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします!」

◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
蔵本はスイムを第2集団の後方で終える。全体としては中位とモントリオールでの失敗を感じさせないまずまずの位置だ。
バイクに入ると細かな集団が形成され、蔵本は日本人の佐藤選手とともに第3集団に位置する。
第3集団は4周回目にジェントル選手やヒューイット選手らの実力者が引っ張る第4集団に吸収される。
吸収直後集団のスピードが上がり、蔵本は他2名の選手とともに集団から脱落してしまう。
レースはダフィー選手がけん引する第1集団が他を圧倒、蔵本ら以降の選手を次々とラップしてランに移る。
蔵本はランでの粘りが出ず、21位となったが、タイムカットルールにより、ポイント獲得はならなかった。

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ITUワールドトライアスロンシリーズ(2017/ストックホルム)結果

大会名:ITUワールドトライアスロンシリーズ(2017/ストックホルム)
開催日:2017年8月26日(土)
エリート女子スタート:12:06(日本時間同日19:06)
開催地:スウェーデン・ストックホルム
距離:スイム1500m(2周回)、バイク40km(9周回)、ラン10km(4周回)
*スタンダードディスタンス
*国際トライアスロン連合(ITU)公認
*水温18.1度、気温20.7度

<エリート女子上位3名と日本選手結果>
1位:フローラ・ダフィ(バミューダ諸島)02:00:09
2位:ジェシカ・リアマンス(イギリス)02:01:30
3位:アシュリー・ジェントル(オーストラリア)02:01:42
5位:高橋侑子(富士通/東京)02:03:07
14位:佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ/山梨)02:04:30
21位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)02:11:21
LAP:久保埜南(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)
(※LAP=周回遅れによる棄権)

 結果の詳細は、国際トライアスロン連合HPをご覧ください。
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