5月19日(土)、カザフスタン・アスタナにて開催されました「「ITUトライアスロンワールドカップ(2018/アスタナ)」 に、東京ヴェルディトライアスロンチームより蔵本葵選手が出場し40位となりましたことをご報告いたします。
◆蔵本選手コメント
「アスタナW杯は40位でした。今回も応援をありがとうございました。
水温、気温が共に低く当日デュアスロンに変更になりました。
第1ランの序盤は出遅れたももの最後に第2集団に追いつき一緒にスタートするところでした。しかし、バイクに乗車する際に、ランニングシューズを履いたままであることに気付き、シューズを脱ぎに戻り、その間に集団をいくつか落としてしまいました。
練習では取り組んでいたももの、レースとなると焦ってしまい大きなミスをしてしまうことを痛感しました。
第2ランはスタミナには自信があったので良いタイムで走ることに目標を変えて全力で走りましたが、まだ自分のベストの走りには程遠いタイムでした。
この1ヶ月半は練習をより多く積んだので今回の結果はとても残念です。
しかし、この練習を継続していけば必ず結果が出ると思っているので、粘り強く取り組んでいきたいと思います。
悔しい結果が続いていますが、ここが粘りどころ。復調しているのは確かなので、次こそは全力を尽くして納得のいくレースをしたいと思います!」
◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
レースは低気温、低水温の為、「スイム短縮でのトライアスロン」、「デュアスロン」の二つのオプションがある中で当日朝スタート予定2時間前程度にデュアスロンが確定となった。
また、デュアスロンが確定後もスタート時間が二転三転する状況だった。
しかし、競技説明時からあらゆる可能性があることをアナウンスされていたので選手達は概ね混乱なく過ごしていた。
第1ラン蔵本は慎重になり過ぎてスタートで出遅れる。後半で巻き返すが、これが焦りを生み、トランジションで凡ミスを犯し、集団を二つ乗り過ごしてしまう。
第1ランでの先頭グループが30名以上の大集団だったため、勝負はここで終わってしまった。
それでも第2ランはしっかりと走り切り、前2戦のW-CUPより良いランパートだった。
順位は悪いレースだったが、スタミナ部分は復調の兆しが見えてきたレースだった。
次はメキシコ・W-CUPワタルコ大会。得意の暑さの中でのレースなのでシーズン前半戦の山場と捉え、調整を行っていきたい。
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ITUトライアスロンワールドカップ(2018/アスタナ)結果
開催日:2018年5月19日(土)
開催地:カズフスタン・アスタナ
競技距離:第1ラン5km(2周回)、バイク40km(6周回)、ラン10km(4周回)
*低水温、低気温の為、ラン~バイク~ランのデュアスロンにて開催
*水温度11.9度、気温5.8度
<女子上位3名と日本選手結果>
1位: Sandra Dodet FRA 01:57:14
2位 Emilie Morier FRA 01:57:51
3 位Angelica Olmo ITA 01:57:55
24位 福岡啓(神奈川県連合) JPN 02:03:20
40位 蔵本葵(東京ヴェルディ) JPN 02:07:55
47位 久保埜南(トーシンパートナーズ・チームケンズ) JPN 02:13:36
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