3/31ニュージーランド・ニュープリマスにて開催されました「ITUトライアスロンワールドカップ(2019/ニュープリマス)」に蔵本葵選手が出場し、29位となりましたことをご報告いたします。
ムルラバ、ニュープリマスと2戦を行い、目標としていた順位には及びませんでしたが、
4月からの本格的な戦いに向けて前向きな戦略をより鮮明に見いだすことができました。
この後蔵本選手はポイント獲得を目的に4/28アジアカップ・スービックベイ・フィリピンに出場する予定です。
引き続き、ご声援、ご支援の程よろしくお願いします。
◆蔵本選手コメント
「ニュープリマスW杯は29位でした。今回も沢山の応援をありがとうございました。
スイムは現地に入ってから調子が上がっていきました。コースは見た目よりも波があり泳ぎにくかったですが、波が高い方が得意なので前半の遅れを後半で取り戻していく展開になりました。
バイクはスタートしてすぐに第3集団になり前を追いました。第2集団が見えてからスピードが一気に上がり、
そこの一瞬に対応できず集団から切れてしまいました。その後、後ろからきた集団に吸収されてランをスタートしました。
ランではバイクで脚を消耗してしまい、苦しい中で身体を動かすことができなかったのが悔しいです。
オークランド合宿では今回のレースを想定して、スイムは33m、60mのプールで泳ぎ筋持久力アップを図り、
バイクでは坂を重点的に練習し、ランではペース走やスピード練を入れました。
合宿は今回の結果には繋がりませんでしが、今シーズンに向けて内容の濃いものとなりました。
合宿で積み重ねたことが次のレース以降で活かせるように、日本に帰ってからも頑張りたいと思います。
今回は1ヶ月の長い遠征の中で、与えられた環境でできる最高の練習を自分で考え、とても充実していました。
日本に帰っても一つ一つの練習の意味を再確認して内容の濃い毎日を送っていきたいと思いました。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」
◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)
蔵本はアウト側から埋まって行くスタートグリッドをあえてイン側を選択する。スイムは縦長の第2集団の後方で上がる。
バイクスタート後、15秒程度の間隔で第2、第3集団が形成される。
蔵本は第3集団に位置する。2周目後半第3集団の速度が増し、一気に第3集団に追いつく。
蔵本はこの流れに乗れずに脱落、程なく第2と第3が合流したために第3集団となった第4集集団に吸収される。
ランでは伸びがなく29位でフィニッシュした。
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「ITUトライアスロンワールドカップ(2019/ニュープリマス) 」結果
開催日: 2019年3月31日(日)
開催地:ニュージーランド・ニュープリマス
距離:スイム750m(1周)、バイク20km(5km×4周)、ラン4.98km(1.66km×3周)
スプリントディスタンス
<エリート女子上位3名と日本人結果>
1位:Angelica Olmo(イタリア)01:03:27
2位:Jolanda Annen(スイス)01:03:28
3位:Jaz Hedgeland(オーストラリア)01:03:36
24位:瀬賀楓佳(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)01:06:44
26位:岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター/福井)01:06:57
29位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)01:07:09
30位:井出樹里(スポーツクラブNAS/神奈川) 01:07:45
DNF:久保埜南(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)
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