ASTCアジアトライアスロン選手権(2019/キョンジュ)で蔵本選手が7位

6/20(木)に韓国・慶州にて開催されました「ASTCアジアトライアスロン選手権(2019/キョンジュ)」のエリート女子に蔵本葵選手が出場し、7位となりました。
この結果から蔵本選手はITUWR、OQRいずれのポイントも獲得しています。
 引き続き、ご声援、ご支援の程よろしくお願いします。

 

◆蔵本選手コメント

「アジア選手権は7位でした。沢山の応援をありがとうございました。

スイムは第1集団で終えることができ、バイクは8人でローテーションをしながら第2集団の猛追から逃げていました。
しかし、25km過ぎたUターンで単独で落車をしてしまいました。特に難しくない状況での転倒で原因は不明です。
でもすぐに立ち上がり復帰して、前を追いました。一度は縮まった差も追いつかず、最終的に第2集団に吸収されてしまいました。
そこからランスタートとなり、第1集団から落ちていく選手を順調に抜かしていきました。
しかし7km過ぎてからペースが落ちて、脚も動かなくなってきました。
気持ちは焦っていても身体が動かず、前の選手まであと少しなのにその差が埋めることができないまま、7位でフィニッシュしました。
フィニッシュ直前は目の前が真っ暗になっていき、脚の力も抜けてしまうかと思いました。最近の記憶では一番苦しい、全力を尽くしたレースになりました。
後半バテてしまったため、ランラップも満足いくものでは無かったので、また次のレースまでに体調を整えて立て直していきたいと思います。
今回は自分の落車というミスによりチャンスを掴めなかったので、次こそは与えられたチャンスを逃さないよう、日頃の生活から改めていきたいと思います。
 次は7/6の中国の嘉峪関で行われるアジアカップです。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」

 

◆レース展開
(講評:東京ヴェルディトライアスロンチーム監督 山倉和彦)

 蔵本は先頭から6秒差、第1グループの前方4、5番手で上がる。
 バイクに入ると、ほどなく8名の先頭グループが形成される。井出選手、佐藤選手、岸本選手もここにいる。
約1分後方から大きな第2集団が、先頭集団を追う展開となる。周回を繰り返してもこの差はほとんど変化しない。
終盤残り2周半となったUターンで蔵本はまさかの転倒。直後は追いつこうともがくが結局第2集団に吸収される。
最終回で第2集団と第1集団の差が一気につまり、ランへは先頭グループと30秒差でスタート。
レースは第2グループから圧倒的な走力で飛び出した上田選手が序盤で先頭に立ち、勝負を決める。
蔵本は序盤から30秒の遅れを取り戻そうと積極的に飛ばす。
中盤までに4名を捉えるが、終盤は前半で上げすぎた付けか逆に失速し7位だった。
不注意での転倒が悔やまれる結果だった。

 

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ASTCアジアトライアスロン選手権(2019/キョンジュ)エリート女子結果
開催地:韓国・キョンジュ
開催日:2019年6月20日(木)
競技距離: スイム1.5km(750m×2周回)、バイク40km(6.6km×6周回)、ラン10km(2.59km×3周回+2.23km)
<エリート女子上位3名と日本人結果>
1位:上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター/千葉)  02:00:49
2位:井出樹里(スポーツクラブNAS/神奈川) 02:01:54
3位:Arina Shulgina(国際トライアスロン連合) 02:02:17
5位:佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ/山梨) 02:03:30
7位:蔵本葵(東京ヴェルディ/東京)  02:04:15
9位:岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター/福井)02:04:20
*結果詳細(全28名)
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